RP — 日本語入口

判断が「勝手に昇格しない」ために。

RP(Resolution Protocol)は、 Meaning(解釈)→ Responsibility(責任) の昇格を守る 前段インターロック(Pre-decision Gate) です。

AIが“決めたことにされる”のを防ぎ、 「誰が、どこで、何を決めたか」を曖昧にしません。

AI向け定義ファイル:
機械可読なRPの定義(vcdesign_core_with_rp.yaml)は以下を参照してください。
vcdesign-core/vcdesign_core_with_rp.yaml

RPとは(短く)

RPは、解釈(Meaning)が責任(Responsibility)に昇格する前に 最低限の条件を満たしているかを確認するゲートです。

これはガバナンスではありません。 判断もしません。 「曖昧なまま昇格させない」だけです。

なぜRPが必要なのか

  • 1. AIの出力が“判断扱い”される危険があるから AIの提案が、いつの間にか「決定」にすり替わる。
  • 2. 解釈と責任が混ざると、説明できなくなるから 「誰が決めたのか」が曖昧なまま実行される。
  • 3. 後戻りできない判断ほど、昇格の瞬間が重要だから 医療・安全・品質・権限など、不可逆な領域では必須。

RPが確認する条件(昇格の4要件)

  • 1. Evidence(根拠) 判断の根拠が明示されているか。
  • 2. Alternatives(代替案) 他の可能性が検討されたか。
  • 3. Owner(責任者) 誰がこの判断を引き取るのか明確か。
  • 4. Scope(権限範囲) 判断が権限の範囲内か。

RPは「Fail-Safe」

RPは「条件が揃わないなら昇格させない」が原則です。 AIが勝手に判断を確定させることはありません。

  • デフォルトは昇格拒否 条件が揃わない限り、Meaning は Responsibility にならない。
  • 人が引き取るまで止まる AIが“最終判断”を行うことはない。
  • 曖昧なまま進めない 曖昧さは境界で止める。

VCDesignの中でのRPの位置

RPは「判断の昇格」を守るゲートであり、 IDG・BOA・VCD と連携して動きます。

  • IDG → 曖昧な入力を止める (External → System Boundary)
  • BOA → Fact / Meaning / Responsibility を分離する (構築方法)
  • RP → Meaning → Responsibility の昇格を守る (判断前インターロック)
  • VCD → なぜ境界が必要なのかを定義する (哲学的コア)